寅卯天中殺の特徴

誰しも10年ごとに2年間巡ってくる「冬の時期」が天中殺です。この時期に新しいことを始めたり、大きな変化を起こすのはよくないとされています。

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<寅卯天中殺>

寅卯天中殺は社会と母・友人が欠ける

生まれ日の干支が「甲辰・乙巳・丙午・丁未・戊申・己酉・庚戌・辛亥・壬子・発丑」のひとが、この天中殺グループにあたります。

人間の周囲には6つの方向(東西南北と天地)が定められており、そのひとつひとつの方向に時間や人物が割り当てられています。そのうちの1方向が欠ける現象が天中殺です。

天中殺の種類によって、どの方向の、なにが欠けるのかも決まっています。

寅卯天中殺は、生まれながら「東」の方向が欠落します。東は現実の未来。社会の場所、母親や友人の場所です

気持ちが現実の社会に向かわず、西の家庭的安定を目指します。

地に足を着けて、現実的な人生を選択します。母親や兄弟、友人などと若い時は仲良く出来ない苦しみがあります。

 

母・兄弟姉妹・友人との縁が薄いほど良好な運勢になる

欠落する東は、前向きに社会に出て行く前進力と仕事社会を意味します。そのフレームがないので、「前進天中殺」と呼ばれます。

そこは、母親や兄弟姉妹、友達などがいる場所でもあり、その場所が天中殺となります。

母親の恩恵が薄く、友達、兄弟も親密にはなりにくい傾向をもって生まれてきました。

若い時は自分の本性とは無関係に社会や外側を目指すので、一見、攻撃的で激しい気質に見えますが、常に安住できる場所を求めて苦悩している姿です。

みんなが当然のように目指す場所が、自分の安住の居場所にならない運命です。

自分に欠けている前進力や指導性、仕事への意欲などを無意識に求めるのですが、得るものは安息の場であり、欲するものと得られるものの違いに常に心を痛めることになります。

幼少期より兄弟縁も母縁も薄ければ、直情的な傾向は薄くなり、広い視野と豊かな人間性を持つようになります。

反対に親兄弟に恵まれて育つと、視野が狭くなり人の好き嫌いが激しくなったりします

精神的に完全な成長を遂げられない場合があり、人の気持ちの真意を把握することが下手などの現象がでます。

また、前進範囲も狭くなり、一生懸命働きながらも本当の意味での前進力に欠け、冒険心なども失せてしまうでしょう。

加えて、兄弟、母親、恋人、友人、に対して、自己犠牲的に手助けをしようとする気持ちが強まって行きます。

女性の場合はある種の幼児性が残り、かわいい人、無邪気な人、という表現があてはまり魅力的に見えることがあります。

母親、兄弟姉妹、友人などとの縁が薄いほど、運勢は良好に動きます。

また、家系の流れや家柄など、親の代から続いたものを守ろうとしないほど、さらに楽になります。守ろうとすると苦に変わります。

また、この天中殺では、精神的に最大のエネルギーを消耗することで、あるべき自分へと到達することができます

若い時に、兄弟縁もあり、親縁もあり、親の築いた財もありというような環境では、それらを守ろうと激しく動き、多忙な日々を過ごすようになります。

それは苦しみとなりますが、その中で本来の自分を見つける道を探すほうが良いのです。その状態から逃げてしまうと真の自分がわからなくなります。

内側の安定を求めるので、外へ向かうことはこの天中殺では逃避的現象になるからです。

 

他の天中殺との相性

申酉天中殺(以下天中殺省略)は、現実面では寅卯の良好さを出してくれますが、精神的な修養にはならないので(逃げることを加速するので)、若いときはマイナスです。

通常の親兄弟の関係が与えられているケースでは、午未が精神世界へと導いてくれるので、一番の役割を果たしてくれます。

子丑も精神性を高めてはくれますが、現実面を乗り切るようなパワフルな高め方をします。寅卯の中では内的葛藤も加わりますが、それもプラスに作用します。

午未、子丑は目上のほうがより効果的です。

辰巳は同等か、目下のほうが苦しみを倍加させる効果があり、精神修養という面では有用です。目上の辰巳の場合、苦しみ方が緩和されるので本人の修養には弱く、長い時間かける必要が出てきます。

戌亥は方向転換はさせませんが、瞬間的な苦しみを倍にする効果があります。そのかわりあまり長く関る相手にはなりません。

戌亥は苦しみを爆発させるのでリスクも大きいですが、その後の精神状態はがらっと変わってきます。

 

安定志向 寅卯天中殺の性格と傾向

西の家庭的安定に向かう割には、寅卯は単なる家庭主義ではありません。

生まれ日の干支が持つ意味は、人がたどりつくあるべき自分の姿ですから、若いときからそのパワーや構造の影響は出てきます。

フレームが欠けている東は、学校や仕事のあるところです。好むと好まざるとに関らず、誰しもそこが人生の中で大半を過ごす居場所になりますが、寅卯の人はその場所のフレームがないため、違和感を覚えて苦悩することは多くなります。

かといって、配偶者依存型の家庭人間になるというわけでもありません。

フレームがない(明確な居場所意識をもてない)ところで仕事や学校生活をすることになるので、周りに頼るような弱い生き方はできません。

また、東は母親や兄弟という身近な人の場所でもあります。そこでも上手に心を通わせることができないために、物心つくころから独立心が強くなり、自分だけを頼りに人生を切り開いていくことになります。

人に頼らない分失敗もありますが、いい意味での楽天傾向があって、少しの失敗で駄目になる器ではありません。

寅卯の人は基本的に前向きで明るく、ポジティブシンキングです。度胸があって思い切りがよいタイプです。

思い込みは激しいほうで、用心深さにも欠ける面があります。

ひとり相撲が多くなったり、大事な局面でミスることもありますが、それを補えるだけの、現実味のあるダイナミックなパワーとスケールを天から受けています。

完全燃焼できない学校や社会でも、自分なりの居場所を作って、完全燃焼しているが如く生きることができます。

組織の中でも自分なりの安定領域を創り、時にはそこに周りを巻き込んで行く強い存在感を示します。見えない安定感を組織や仲間にも与えて、全体をまとめる雰囲気を身につけていきます。

仕事に対して天性のセンスがあり、物怖じしないので、どこにいても目立ち頭角を現します。

ものごとをディテールではなく、輪郭でとらえるのが上手です。広い視点を持ち、今必要なものが何かをすばやく見抜く目があり、必要なものを確実に手に入れる努力ができます。

欲しいものを手に入れるときのエネルギーはかなりのもので、獲物を狙う野獣と化すと形容されます

おっちょこちょいで勇み足も多く、意外なところでもろさを露呈します。

 

黙っていてもなんとなく魅力的にみえる特性があり、恋の遍歴も多くなりますが、案外恋には不器用でまじめ、一筋になってしまうでしょう。

先天的な家族運が薄いので、後天的な家族を求める気持ちは強まります。

ただ、明るくて人からも好かれますが、大雑把なところがあり、家族に対する細かいところまで神経がわたらずに、反感を買うこともあります。

家族思いの心情と小回りが効かないスケールの大きさが、周りの理解を超えてしまうのです。

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