タロット鑑定例07 結婚するつもりだった人に振られてしまった

〈相談者:Yさん・女性 生年月日非公開〉

相談内容:

高校卒業と同時につきあい始め、大学も一緒だった彼と長く付き合っていました。当然結婚するものと思っていたんですが、ある日突然別れを告げられました。これといった決定的な理由がわからず凄くショックを受けました。彼は優柔不断で、つまらない嘘をついたりするところがありました。私も、優しい彼に対してわがままな態度をよく取ってしまいました。
しばらくして別の男性とお付き合いしてみましたが、どうしてもぴんとこなくてすぐにお別れしました。元彼のことがまだ好きで、できれば復縁したのですが、その可能性はあるのでしょうか?あるとしたら私はどのような行動をとればいいでしょうか。

(※掲載に関しては事前に相談者様から許可を得ております)

占い師によっては、3.4.5.6あたりの解釈が入れ替わっていたりしますが、このブログでは下記の解釈で統一します。

(1)現在の状況・基本的な要素

(2)カード1に対立する要因

(3)根本的な原因

(4)過去、しかしより「最近」の、既に忘れられた過去

(5)可能性。もし「結果」のカードがこの「可能性」のカードと大きく異なっているようなら、他のカードを見渡して、どこで変化が起こっているのかを検討する

(6)近い将来。あくまで一時的。

(7)表向きのあなた。質問へのあなたの関わり方

(8)他人が思うあなた。外的な影響。相手のいる質問の場合は、その相手の考え

(9)「希望と恐れ」を表す。相談者にとっての幻想。重要なカード

(10)「結果」。絶対的な予知ではない。カード3「根」やカード7「自己」、カード4「近い過去」、そして他のカードがどのようにこのカードの示す結果に向かって動いていくのかを読み取る

※このリーディングは諸事情により別の日にスプレッドを2度展開しました。ですが、どちらのスプレッドもほとんど同じような意味を持つカードが同じ場所に配置されるという奇跡が(笑)
改めてタロットの凄さと恐ろしさを実感しました…。

ふたつのスプレッドを比較することで、問題がより理解しやすくなりました。せっかくなので、両方のスプレッドの内容を紹介したいと思います。

みなさまもぜひリーディング比較をしてみてください。

 

(1)現在の状況・基本的な要素

(一回目)女帝 逆位置

(二回目)正義 逆位置

「女帝」の逆位置は堕落、不義、贅沢、場合によっては不妊など。「正義」の逆位置も不正や不義、失脚のイメージです。今回の場合は、純粋に信じていたものに裏切られた相談者の失意を感じます。

 

(2)カード1に対立する要因

 (一回目)正義 逆位置

(二回目)ペンタクル7

 どちらのカードも、なにかに対して、心が折れるとか、がっかりする、後悔するという意味になります。

 

(3)根本的な原因

 (一回目)ソードエース

(二回目)ワンド6

どちらのカードも「圧倒的な勝利」を感じさせる明るいカードです。別れの原因にしては違和感があります。
今回に当てはめると、相談者の前向きで明るい態度や信念の強さに対して、彼氏がなんらかの後ろめたさを感じているのでしょうか。

 

(4)過去、しかしより「最近」の、既に忘れられた過去

 (一回目)教皇

(二回目)カップ7

 「教皇」は道徳や規律、または祝福や結婚を示します。「カップ7」は誇大な空想です。真面目な結婚を夢見ていた相談者の気持ちがすでに過去になってしまったことを表しています。

 

(5)可能性。もし「結果」のカードがこの「可能性」のカードと大きく異なっているようなら、他のカードを見渡して、どこで変化が起こっているのかを検討する

 (一回目)ペンタクルキング 逆位置

(二回目)ペンタクルナイト 逆位置

まさかのペンタクルの男性が揃いました(笑)しかしどちらも逆位置…となると、いずれも頼りなく無責任な男性像となります。 もしくは彼はお金に困っているのかもしれません。

 

(6)近い将来。あくまで一時的。

 (一回目)ソードペイジ

(二回目)ペンタクル4 逆位置

率直で自由な青年と、執着を捨てた男性。イメージは合います。彼の心境か、相談者が少しの間だけ付き合った男性のことかもしれません。

 

(7)表向きのあなた。質問へのあなたの関わり方

 (一回目)節制 逆位置

(二回目)ワンド2 逆位置

このふたつも驚くほど意味がかぶります。バランスが取れていない、自制心を失う、浪費など。

 

(8)他人が思うあなた。外的な影響。相手のいる質問の場合は、その相手の考え

 (一回目)ペンタクル4

(二回目)ソード6 逆位置

強い執着、自分のやり方を押し付ける、変化を拒む、熱中など。今回の場合は彼氏から見た相談者のイメージでしょうか。

 

(9)「希望と恐れ」を表す。相談者にとっての幻想。重要なカード

 (一回目)女教皇

(二回目)ワンド3 逆位置

 静観すること、受け身。保守的になる。高望みをしない。

 

(10)「結果」。絶対的な予知ではない。カード3「根」やカード7「自己」、カード4「近い過去」、そして他のカードがどのようにこのカードの示す結果に向かって動いていくのかを読み取る

 (一回目)死神

(二回目)ソード5

「死神」は終焉。停滞。 「ソード5」は敗北、無意味な勝利、口論、家族間の争い。…今のまま復縁するにはかなり厳しい結果が二回も出てしまいました。

 

〈まとめ〉

今回はスプレッドを2度もやって、計20枚ものカードを出したことになりますが、「カップ」のカードが非常に少なかったです。「カップ」が司るのは主に感情や愛です。そこから、今回の別れは感情的なこじれではなく、もっと切実で現実的な原因があるように思えました。

Yさんのイメージに、「女帝 逆位置」や「節制 逆位置」など、メンタルの不安定さや浪費家などを示すカードが出ています。根本原因はやけに前向きなカードふたつで、相談者は彼との結婚を当たり前に待っている未来と信じて疑わなかったのでしょう。
しかし彼氏の方は、相談者との結婚を現実的に考えたときに、金銭的に余裕がないとか、夫や父親としての責任を果たせるかわからないという不安が芽生えたのではないでしょうか。
相談者は無邪気に結婚を夢見ているだけだったかもしれませんが、知らないうちに、彼にプレッシャーを与えていたのかもしれません。
可能性のひとつとして、彼がYさんに対して罪悪感を抱いたり、自分の行いを後悔するようなことを隠しているというのも考えられます。

結果はなかなか厳しいカードが出ましたが、タロットの結果はたいてい半年後くらいの未来像です。今回浮き彫りになった別れの原因と、それへの対策を意識して自分を変えるようにすれば、次回のタロットの結果が前向きなものに変わることは大いに有りえます。
悪い結果が出たからやっぱりだめなんだ、と悲観するのではなく、この結果をくつがえす対処法を知る術として活用してください!
おそらく彼はYさんのことを嫌いになって別れたわけではないはずです。理由がわからないのであればいちど会うきっかけを作るなりしてちゃんと原因を聞き出し、話し合うべきでしょう。その際に、彼を頭ごなしに責めたりせず、受け身で穏やかに接してあげることが大事です。
努力次第で復縁の可能性はあると思います。

 

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