タロットカードの意味 5.教皇

78枚あるタロットカードのひとつひとつが持つ意味を解説しています。

 

5.教皇 The Hierophant

【キーワード】

  • 教育
  • 信念体系
  • 従うこと
  • 集団への帰属

「法王」や「司祭」などとも呼ばれるカードです。

特別なケースを除けば、人間は文化の中で育ち成長します。我々は他者と暮らすことによって、様々なことを学んでいくのです。このカードが表しているのは、そういった公共の中での学びであり、特に集団の中での学びです。

また、教皇は秘密の知識を解釈する人物です。教会にいる宗教的な人物として描かれています。かたわらに跪く修行僧たちは、単に権威に服従しているわけではなく、祝福と叡智にみずからを捧げています。

教皇が取るポーズは聖職者による祝福のジェスチャーであり、魔術師と同じく、偉大なる金言「上の如く、下も然り」も象徴しています。

ルールや、それぞれの役割分担によって形作られる組織化されたグループはこのカードに関連します。したがって、教会に限らず、学校、クラブ、チーム、会社、仲間、結社などはすべてこのカードが象徴するものと言えます。

タロットの中には、この教皇のカードを含め、人と人との結びつきという主題を特にフォーカスしているカードが全部で3枚あります。「カップの3」と「ペンタクルの3」です。

リーディングにおいて教皇は、しばしば専門家、もしくは知識の豊富な教師のもとで学ぶことを表しています。また、教育機関、および学ぶことの大切さも示しています。

また、ルールもしくは決められた状況に従う必要性を表しています。

さらに教皇のカードは、刷新を求め、自由な精神を持ち、独自性を主張しようとするにもかかわらず、それができずに葛藤していることを意味することもあるでしょう。集団へ帰属すると言うことは、利益をもたらす反面、時にはその人の自由を奪ってしまうこともあるからです。

決まりや伝統というのは大切なものですが、慣習に盲従するのではなく、自分自身を信じることが必要なときもある、そのことを忘れないでください。

このカードは聖職者から連想して結婚を意味することもありますが、愛に関することというより、法律やルールに従った事柄です。

新しく始まった恋についてリーディングした時にこのカードが出てきたら、相手が既婚であることを示すかもしれません。「ソード7」が一緒に出てくれば不倫の意味合いは強まります。

 

【正位置の主な意味】

  • 知識を求める・知識を得る
  • 理解を深める
  • 文化的な遺産を受け継ぐ
  • 伝統や慣習を作法を守る
  • 常識や規律に従う
  • ルール通りにする
  • 他人の期待通りにする
  • 計画に沿って進む
  • 組織の一員になる
  • グループの活動にいそしむ
  • 忠誠心を持つ
  • 祝福、あるいは慣習的な結婚

【逆位置の主な意味】

  • 常識はずれ・異端的
  • 集団から離れる
  • 一匹狼になる
  • 反抗的
  • 臨機応変に対応する
  • 騙されやすい、妄信
  • (場合によっては)カルト教
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